2006-04-14

スペイン〜マドリッド〜 & エピローグ

3月23日(木)スペイン(コルドバ→マドリッド)

さぁ朝だ。
コルドバとは今日でお別れ。
そして、最後の街、マドリッドへ移動だ。

マドリッドへは電車で移動。
なぜなら、スペインの新幹線と名高い“AVE”に乗ってみたかったから。
駅では荷物検査もある、なんだか安心感のある電車。

ご対面。

とうとうご対面。さぁ最後の陸路移動だ。
と思いきや、確かに速いのだけど、そんなに快適でもない。
時間があったから、バスでのんびりでも良かったかな。



いざマドリッドに着いてみると、意外に地味な街に感じる。
いや、歴史的なまちなみという感じではないから、そう思えるのかも。
実際は、建物もいっぱいあって、治安も悪そうなところがチラホラ。
まぁ人やお店もいっぱいあるので、とても都会的。

なかなか小奇麗な部屋。 水廻りもお洒落。

まずはHotel Arosa****にチェックイン。
今回の旅行で最も値が張り、きれいなホテルだ。そしてとても快適だ。

でもって、今日はまちをブラブラした後、
ラ・カバーニャというレストランにて、デカイ肉を食う。実に旨い。
特に、肉食の妻は大満足。

ワインが旨いなんの。

部屋に戻って、ワインを飲みながらまったりと過ごしつつ、寝る。
帰りたくない気持ちでイッパイ。


3月24日(金)スペイン(マドリッド)

マドリッド観光へまったりのんびり繰り出す。

まずはソフィア王妃芸術センターへ。
もちろんお目当てはピカソの『ゲルニカ』だ。
外部のエレベーター部分などの拡張部分はジャン・ヌーベルが設計。
この部分だけで、全体の印象が近現代的に感じるのだからすごい。
ちなみに、展示されているのは近現代美術作品の数々。

Museo Nacional Centro de Arte Reina Sofia。 MPlaza de Espana。

やっぱりゲルニカはインパクトがあった。セツナイ感じもあった。
でも、ピカソは晩年の色彩豊かな絵の方が好き。
見いだせる美しさと共に、何らかの達成感さえ感じるから。

で、その後、遅い昼飯をとりながら、マドリッドの街をブラブラ。
最終的に、スペイン広場でドンキホーテの像を眺める。
後日知ったが、実はこの広場、あまり安全ではないらしい。

長い旅の最後の一日だった。
なんだか疲れもあるし、旅の余韻が身体に残る。思い出す。
明日は、ミラノ&東京経由沖縄着の空路で帰国だ。

まだ帰りたくないなと、しみじみ。
朝が早いのだけど、寝たくない気分だったが、就寝。


3月25・26日(土・日)スペイン(マドリッド)→日本(沖縄)

朝早くに目覚める。
ホテルから見下ろす街は、まだまだ目覚めてない様子。

あぁ今日で帰国かと、のろのろと旅の準備をしつつ、
ホテルが運行している空港行マイクロバスに乗り込む。
マドリッドのバラハス空港もミラノ空港と同じで時間の潰せない空港だ。
この旅で魅力的だったのはバルセロナのプラット空港だったな。

もちろん帰りの飛行機もアルタリア航空です。

閑散とした早朝の街。 さようならスペイン。

スペインとイタリアを飛行機で飛び立つ度に、別れを告げる。
が、いつか知らないが、また訪れるさと心に軽く誓う。

とシミジミしたのも束の間。
いざ日本に到着してみると日本語が通じることに感動。
そして、羽田空港へ移動後に食べた寿司屋の旨いこと。
なんだかんだ言っても、日本が好きです。

うむ、現金なものです。

しかも、沖縄・那覇空港からは、沖縄マツダに一直線。
そう、われわれを待っている奴がいたのさ。

ベリーサにご対面。いや、良い車ですよ。そして、一路家路に。


これで旅は終わり。
多くの街を訪ね、眺め、体感した。様々な食事や人々と出会った。
そうしたことは、きっと、私の何かの約に立つのだろう。
いや、すでに私は何か変わったのかもしれない。

旅はいいですね。本当に。さてさて、次はどこに行こうかな。

(おわり)

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