スペイン〜バルセロナ4〜
3月16日(木)スペイン(バルセロナ)
予定外に1泊余分に楽しめることになったバルセロナ。
のんびり街を散策することに。
ということで、今日は旧市街地から新市街地を練り歩く。
まず昨日に見学できなかった旧市街地、カタルーニャ音楽堂へ。
案の定、今日も予約一杯のため、明日の予約を入れ、
モンジュイックの丘、バルセロナオリンピック・万博会場へ。
そう、ミースのバルセロナパビリオンを見る予定なのだ。
が、レセプションのため見学できず。明日に予定変更。
なんだかモヤモヤとした心持、レストランでランチを食いながら払拭。
気を取り直してブラブラと街を散策しながらグエル別邸へ。
またまた、ガウディだ。ここはグエル別邸の門扉。
残念ながら外観しか見ることが出来ないが、なでたり、つついたりしつつ、記念撮影。大学や集合住宅など、周辺には近代的な建物も多いからか、特殊な雰囲気が強調されているようにも感じる。
とても記念碑的。
その後、旧市街地に戻り、そのまま港へ。
ヨットやら大型客船やらカモメやら。初めて港町の雰囲気に触れる。
デッキの通路には手摺がなく海との連続性が感じられて魅力的。
たぶん、落ちる人もいるはず。
まったりした後、夕暮れのランブラス通り周辺を散策しながら寝床に向かう。
市場や町の様々なお店。本当にこの辺は飽きさせない。
しかも、かつて訪れたときよりも賑わい豊かになって魅力倍増。
だけど、今日が最後の夜。涙で枕を濡らしながら就寝(嘘)。
3月17日(金)スペイン(バルセロナ→グラナダ)
今日はグラナダへの移動日。
といっても、夜行列車で移動なので、
宿と駅に荷物を預けながら、残りのバルセロナ観光を楽しむ。
で、昨日に予約したカタルーニャ音楽堂へ。
英語を話すガイドさんと30名ほどの多国籍人と共に、ぞろぞろ歩き。
バラの彫刻が随所に見られる華やかな装飾。
ここのステンドグラスはものすごく華やか。
なのに、写真撮影不可。しかも、ものすごく睨みを効かして不可。残念。
またまた、昨日に見学できなかった、バルセロナパビリオンへ。
言わずと知れたミースの設計。
現在、この建物の向かいの広場には、仮設のサーカステントが・・・。
遠景が楽しめない状態が残念。
1929年撤去後、1986年に復元。
蛇足として。バルセロナパビリオンと呼ぶが、バルセロナ万博の際の“ドイツ”館。
勘違いしがち。
とても面的な建物。体感しないと伝わりにくい空間性を秘めている。写真で解る面性には、ガラスや石、水といった素材性が付加されている。過去の歴史性と新しい素材、工法、空間性を解体し、再構築しあげた建物と感じる。偉大な建築家であり、偉大な建物だと再認識。
夕暮れ時からは、地味なライトアップ。ぼんやりと浮かび上がる姿はなんだか好感が持てる。2度もこの建物を楽しめるとは幸せ者です。
程よい時間になってきたので、サンツ駅へ移動。
意外な結末に驚かされた、夜行列車の移動に向けて、気を引き締める。
(つづく)
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