2006-04-06

イタリア~ミラノ~

3月12日(日)イタリア(ヴェネツィア→ミラノ)

起床。今日の天気はと思い、カーテンを開け、窓の外の木戸を開ける。
暗い。雨か、と思ったもののよくよく見てみると雪だ。
昨日の青空は一足先に旅立ったようだ。

今日はミラノ行。なので、電車に乗り込み、青空を追いかける。

とても寒そう。

車窓の景色が移り変わる中、雪礫がどんどん大きくなっている。
仕舞いに雪景色。沖縄で見ることのない雪。得した気分。


が、ウトウトした後、気がつけば、雪のない景色に。
ミラノに着く頃には青空に追いつき、Hotel Gonzaga***にチェックイン。

摩訶不思議也。

ダブルルームを予約したはずが、なぜかベットが三つ!
首をかしげながらも、ミラノ観光へ出発。

Duomo・・・ほとんど見えない。 Duomo内観。なんだか暗い。

まずは、ミラノ+イタリアを代表するゴシック教会といわれる大聖堂・ドゥオモへ。2,245体の聖者像と135本の小尖塔がうたい文句なのに、修復中のためその魅力は半減。が、高い天井や線的な装飾によって垂直性が強調され、薄暗い聖堂内はいかにもゴシックといった雰囲気をかもし出している。魅力的な建物だが、備える威厳や宗教性にダジタジにもなる。

Basilica di S. Ambrogio 外観。 Basilica di S. Ambrogio 内観。

お次はミラノ・ルネッサンスの傑作といわれる、サンタンブロージョ聖堂へ。レンガ色のやさしい建物で、それほど大きくない建物。拝廊と並行する柱廊は2層になっているため、天井が低い。ドゥオモが空に突き抜ける鋭敏さを感じる空間性で、こちらはやわらかく包み込む家庭的な空間性だなと、勝手に納得。

古典趣味的なエントランス。 幾何学模様がステキ。

その後、またドゥオモに戻り、隣接するガレリアを散歩。19世紀に建設されたガラスのアーケード街。現在は高級ブランド街の一画を担っているこの周辺。もちろんショッピングではなく雰囲気を楽しむ。

楽しみなワールドカップ。

一通り歩き廻り、パニーニとカフェを食した後、ドゥオモの裏側にたまたま行き着く。すると、FIFAによるでかいサッカーボールを発見。あぁあと3ヶ月もすればワールドカップが始まるんだな~としみじみ。

駆け足の観光の後に、ホテルへ到着。
ミラノ到着時に駅のスーパーで購入した生ハムとトマトとビールを。
イタリア生トマトを楽しみにしていた妻は大満足。
確かに濃厚な味わいでうまい。

今日でイタリアは最後。
イタリアのステキな思い出を胸に、
明日からのスペインに心躍らせつつ、就寝。

(つづく)

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