2007-11-26

沖縄県立博物館・美術館。

外観

外から見る。



半外を見る。



中を見る。



沖縄県立博物館・美術館
設計:(株)石本建築事務所・(有)二基建築設計室JV


今月にOPENしたての県立博物&美術館を早速に見学。
が、今回は資金難のため博物館部分のみ見学。

PCの皮膜に覆われた建物で、カラーコンクリートが琉球石灰岩を思わせ、地域性を演出している。皮膜を穿った孔から入り込む光は間接光に近い拡散光となっているが、展示空間に積極的に太陽光を入れる事が出来る部分は少ないようで、動線上や公共性の高い場所を中心に体感させる。内部空間はきれいに作られ、自然光も大分取り入ているのだけれども、何だか窮屈さを体感。外部にて大地に広がる量感を与えながら、内部では空へ伸びようとするも、伸びきれていないからか。
ただ、美術館部分が未見のため、次回に肯定にまわるかも。

しかしながら、展示内容にピンと来ない。
OPEN記念として、沖縄の歴史と美術を紹介。
観光客のためにと、こじんまりしない事を祈りたいところ。

2007-11-13

生き抜いてありがとう。



1年経った。
たった1年。
されど1年。

生き抜いてくれてありがとう。
これからもヨロシク。

ということで、
我が娘の誕生日に頂いた桃色花束。

2007-11-05

最近着工した住宅~Ⅰ邸

玄関から見る。

ほぼ庭から見る。

庭から見る。


最近着工した住宅。

友人姉夫婦の小さな家。
厳しい予算の中で計画→着工。

モダンな意匠が好みの夫様とカワイイ感じ(ヨーロピアン)が好みの妻様の家なので、RC+木造という組み合わせ。RC部分は重みのある空間性。木造部分は軽さのある空間性。コストが厳しいということに対して、素直に素材性へ向き合うことがひとつの解決につながるな、と改めて考えさせられる物件となる。

さて、完成まで気が抜けない。

2007-11-02

一夜明けて。

中継の無かった沖縄で、試合速報を閲覧しながら一喜一憂。
歓喜する選手、観客・名古屋の人々をニュースで見る。

根っからの野球ファンではない。
それでも、一人地味に沖縄で涙ぐむ。

ドラゴンズオメデトウ・アリガトウ。

2007-10-03

愚痴りきれない。

11月に妻が勤め人へと復帰するため、
娘の一時保育受け入れ先を模索中。

なにせ、認可保育園の待機児童リスト入りしているため、
一時保育に預けなければならない事情。
なのに、一時保育受け入れ先さえままならない。
しかも、自宅周辺の受け入れ可能な無認可保育園の環境が
論外なのも追い討ちをかける。

住まう北部地域は北部振興策にて、
ある程度の要件・需要を満たす施設建設には補助がある。

なのに、待機児童。合点がいかぬ。

雇用促進だけではなく、育児促進も大義名分ではと愚痴り始めると、
もし我が子が通う保育所を計画するならばと妄想に移行する。

娘を連れて外出するとまた同じ。バリアフリー。愚痴→妄想に突入。

私の生活は建築にも覆われている。
そんな仕事をしているのだなと改めて考える今日この頃。

2007-09-19

子供も楽しむ音楽。

しばらく前から興味津々なアイドル・・アーティスト・・?
ともかく、“ Perfume ”。

PVも曲もステキ。

で、YouTubeにて楽しんでいると、遠方より突進してくる約一名。
我が娘。
PCの前までやって来ると、座り、手を叩き、奇声を発する、満面の笑みで。
特にポリリズムがお気に入り。

なかなか、いいセンスしているじゃないのと思っていたが、
ダイノジ・大谷の「不良芸人日記」の中で似たような記載が。

もしかして、人の本能を刺激しているのではないか。
気になった方は、一聴・一観を。


あ、私、今日が誕生日。お祝いをヨロシク。

2007-09-18

笑い話。

久々の更新。

日々の生活が弛みがちで、
日々の生活を淡々とこなしていたため、
更新を動機付ける刺激から距離が開いてしまった今日この頃。

そこで、

『 第十六回 西野亮廣独演会 in沖縄 』

を楽しむため国立劇場おきなわに。

スッキリした。
すごい勢いで喋くり、なんだかエネルギー満点な1時間半。
しっかり笑わされてしまう。
西野亮廣はすごいなと思う。

ちなみに私が好きな芸人はダイノジとキングコング。

2007-06-26

星の物語。



最近購入した絵本。
12星座ごとの神話とその絵を綴った絵本。
併せて、季節の星図も掲載。

リズム感のある文章と、星座ごと色によって特徴付けられた絵。
夜の星空に奥行きを与える絵物語。

子供のためにという名目があったものの、
実は私も欲しくなった本。

まだ7ヶ月の娘には全く理解できない本。
いつか、共に星空を見上げたいもの。

2007-06-21

改正されました。

昨日、6月20日にて建築行政にかかわる、
様々な法改正が施行されましたね。

耐震偽装に始った様々な事柄を鑑みても、確かに必要な改正。

なのに、交付→施行までの期間が短すぎて、
様々な部分での対応の遅れが・・・TT

この新しい状況が、早く当たり前になれば良いな。

※詳しくはココ

2007-06-18

父の日。

父の日だった日曜日。
実家に帰省していた妻&娘が沖縄に到着。

父の日だというのに、父を忘れ泣き喚く始末。

喜びと悲しみ哀しみの交錯する、
記憶に残る一日を過ごす。

2007-06-15

ろうそくの灯。



またスローな夜がやってきます。
このイベントをキッカケにステキな夜はいかが?

蝋燭の明かりって魅惑的。

2007-06-14

有意義な時間・・・?

先週末より、妻と娘が妻友人の結婚式出席のため帰郷。

1週間ほど一人寂しく過ごさなければならないので、
DVD&VHSを大量レンタル。
暇をもてあましているわけではないのだけれど、レンタル。

それが、『 SoltyRei 』と『 HERO 』。

TVアニメとTVドラマ。

SoltyReiはSF&美少女&家族愛もの。GONZO×AIC制作が動機。
で、HEROは去年やっていた特別編が面白かったから。

大きな期待を寄せずに鑑賞したこともあるだろうけど、
意外ににオモシロイ。

SoltyReiはいろいろな不備がチラホラしていたけど、意外に泣ける。
HEROは痛快娯楽。観ていて飽きない。
どちらも概ね1話完結というところがまた良い。

こんな機会でもないと観ることが無かっただろう。

また別のアニメをレンタルしてみようか、
HEROの映画版を観てみたいなと、
小さな楽しみが生まれた今日この頃。

2007-06-12

ふと思う。

私の趣味のひとつ、まちづくり。
近頃は大して参加せず、俯瞰していたのだけれど。

最近に気合を入れなおし、積極的に参加。

してみると、
この頃は考えることも、
動くことも疎かにしているなと思う。

年寄りめくにはまだ早いのである。

2007-06-04

梅雨の合間。



いい天気なのだ♪


沖縄は現在梅雨真っ最中。
・・・のはずが、梅雨の合間に顔を出す陽の光に誘われて、ドライブ。

ジャンクフードだ。

途中、おんなの駅(恩納村)で道草。
知らぬ間に開店していた『包(PAO)』でタコスパイを頂く。
意外にウマイ。小さな感激。
次はタイカレーパイに挑戦しようと心に誓う。

何分ここの所、
やらなくても良いことに現を抜かし、
やらなければならないことを疎かにするという、
腑抜けた日々を満喫。
ブログも疎かに。

ということで、心を入れ替えようとも誓う今日この頃。

2007-04-18

帰省の思ひ出。

いやいや、お久しぶりの更新。

実は先週、妻と娘を迎えに京都+愛知を満喫。
そのほんの一部、足跡写真を貼付。


平安神宮周辺の夜桜と知恩院の門
嗚呼ステキ。 正に門。威風堂々。
円山公園と京都御苑の満開な桜
桜~~ 桜~桜~
たんば茶屋の田舎定食と三千院の童地蔵
魅惑的なセット。 仲良しさん。
三千院の鯉と寂光院の茶屋
こっち鯉。。。 とても和風。
ミッドランドスクエアを見上げ、散策する。
首がコリゴリ。 ステキな照明。


帰省し、家族と再会するのは何時以来か。
満開の桜を満喫したのは何年ぶりか。

不出来な自分、
桜の美しさ、
そして、旅の楽しさを実感。

旅って良いよね。

2007-03-04

ひとりぼっち。




土曜日に妻が娘を連れて実家へ帰郷。

さて気ままな日々が到来だ、とまずは飲酒。
2日目もまたまた飲酒。家でゴロゴロ。

いやいや自由な日々だと満喫。
なのに2日目にしてもう飽きぎみ。

自由な生活の意味をはき違えている今日この頃。

2007-02-15

暗いところで待ち合わせ~小説

“暗いところで待ち合わせ (文庫)”

乙一 (著)

駅のホームで起きた殺人事件が、寂しい二人を引き合わせた。犯人として追われるアキヒロは、ミチルの家へ逃げ込み、居間の隅にうずくまる。他人の気配に怯えるミチル。奇妙な同棲生活が始まった―。
(amazon商品の説明より)



田中麗奈 、チェン・ボーリンの共演で映画化された原作の本。
映画に興味を持ち、観たいなと思っていた映画の原作。

何か軽い読み物は無いかなと家の本棚を漁っていたら発見。
かつて妻が購入したものだそう。意外な発見に軽く興奮。
で、早速読んでみるとその日で軽く読破。軽い読み物。

ある街の片隅で、微妙な均衡と偶然な交錯の中にいる登場人物。
とても小さな世界と少ない登場人物。シンプルな物語。
こんな偶然・・・
と気にかかりながらも、読み終わるとなんだか満足感。

世界を視たいのか見たくないのか。
主人公2人の、どちらが目が視えなくて、視えるのか。
読み進めながら軽く混同してしまう感じもステキ。

興味をそそられたのなら是非どうぞ。

2007-02-12

花盛り沢山。

花がイッパイ


あたたかな春の陽気と、花の匂いに誘われて、
美ら海花まつり、沖縄国際洋蘭博覧会、ツバキ展といった、
花の祭典が真っ最中の海洋博公園へ。

とはいっても、実際は花祭りをマッタリ楽しみながら、
妻&娘の記念撮影会。
バチバチト写真を撮り、肌寒い寒風を避ける様に、
さっさと会場を後にしてしまう根性なしっぷり。


タコも花まみれ
タコの方が気合いが入っている始末。


まあボチボチと楽しんで満喫。

2007-02-11

ゴッドファーザー



まぁ言わずと知れた不朽の名作です。
何回目か分からないけれど、気が向いたのでレンタル。

いやステキです。
約3時間の時間があっという間に過ぎる。
アルパチーノ、カッコ良過ぎですよ。

DVDを購入しておこうかと想う今日この頃。

2007-02-10

ココロフィルムノート〜SOFFet



SOFFetのNEW Album。
既に春の沖縄にはピッタリの音源。

ポカポカ陽気の空気を胸に取り込みながら、
素敵な音楽と共にドライブ。

お気に入りは2曲目。
一聴の価値ありですよ。

2007-01-29

桜~桜~♪



桜だよ!


沖縄は桜が開花。
本州よりも一足先に桜を満喫。
そんな花見気分をお裾分け。

2007-01-27

Anti Object~隈研吾講演

隈研吾のAnti Objectと題された講演会に出席。
主催は沖縄県建築士会。

1時間半は作品をスクリーンに映しながらコンセプトや裏話を交えて分かりやすく、面白く。で、30分は会場を交えながら質疑応答。

何処にでも可能なものではなく、其処にしか成り立たないもの。
中から外へ、外から中へ、建築から場所へ、場所から建築へ連続するもの。
地場の素材が建築の表皮だけでなく骨格も構成するもの。

Anti Object という言葉の中にはそうした意図が組み込まれているとのこと。
そして、より理解を深めたいのなら、下2冊を読むベシとのこと。

 

90年代に学生だった私を大いに感化した建築を“消す”という言葉からAnti Objectというかっこいい言葉へと変化を見せ、様々なアプローチを試しながらも、隈研吾のスタイルというものは基幹に感じさせる。
前進を続けながらも、その足跡にはスタイルの片鱗を残している。
その方法が正しいかはさて置き、その仕方は感心せざるを得ない。

質疑の中であった、“沖縄の現状への印象”というなかで、もっと緑をうまくしたほうが良いと一言。別に緑だけが解答だという意味ではないだろうが、敷地の中での建築とその周囲、そして周辺環境への連続性に可能性を秘めているとおぼろげながら感じる私に、改めて言葉を与えられたと思う。

講演を聴きながら様々なことに思考をめぐらし、軽い偏頭痛に見舞われた一日でした。

2007-01-24

“ハッダーの世界”



“ハッダーの世界”
デンマーク映画(2003)

『 孤独な少年、ハッダーは9才。お母さんは小さい時に死んでしまい、お父さんと二人暮らし。でもお父さんは毎日夜ポスター貼りの仕事をしているため、学校から帰ってきても家ではいつもひとりぼっち。学校でも 皆ハッダーをバカにしてだれも相手にしてくれない。そんなある夜、ポスターから妖精が飛び出し・・』



ホノボノしたものを見てみようかな、と思い借りてきたDVD。

ハッダーの前向きすぎる性格から湧き出す言葉と、友達との距離。
ノンビリとすすみながら感じさせられる、せつなさ・やさしさ。
ところどころの言葉の表現が豊かで、感心する。

癒し系映画。感覚的映画。
忘れがちな心持を与えてくれる、思い出させてくれる。
興味をもったならぜひどうぞ。

2007-01-16

私的ということ、公共的ということ。

メモ。

建築を設計していると良く利用する言葉がある。“プライベートな”・“パブリックな”という言葉。私と第三者による部分の対比のための言葉。
住宅であれば、家族の利用が主となる部分と家族以外の利用も考慮する部分。都市となれば私達の校区や自治区、私達のまちとそれ以外となる部分の対比。。

つまり、プライベートな世界・場・空間は拡がる。私、私の家族、私達・・。
私の部屋、私達の愛の巣、私達住民のまち・・。
仲の良い友人達とのおしゃべりや飲み会では、場の流れ・空気があって、流れの中で意図する以上のことを話してしまったり、場違いな話題は場の流れや空気を乱すと敬遠する。
私的というのは私という個別主観、私達という集合主観による世界観だろう。

ならば、パブリックな世界・場・空間は、拡がることで一人称単数としての私の主観が薄まり、“だれでも”赤の他人さえもという三人称的な世界観。個性を持たないということ。

私たちの家(プライベート)の周辺環境(パブリック)。
誰でも安心して住める(パブリック)私達のまち(プライベート)。

“プライベートな”・“パブリックな”世界は連続している。
私が私の外に出でて世界を私の世界とするように。

建築される“プライベートな”・“パブリックな”部分は建築されるモノによって伸縮する。手法も変わる。
この2つの言葉の間となる部分の仕方が肝要となる。

・・・・・再考・熟考・・・悶々。

2007-01-01

新年です。




明けましてオメデトウ!


新年明けましたね。おめでとうございます。

昨年に相変わらず世話になった方、
昨年にはじめてお世話になった方。

今年もお世話になりますのでヨロシクです。

さてさて、今年はどんな年になるのでしょうね。