2004-10-31

ウルトラマンの種。

ウルトラマンの種。 サキシマスオウ。

 沖縄、マングローブ樹林の中やそれに隣接した低湿地帯に生える木、サキシマスオウを国頭村で見学。この木、奄美大島以南の亜熱帯から熱帯にかけて分布、右写真にある板のような根(板根)が大きな特徴です。 左写真がサキシマスオウの種。
 実はこの植物の種、ウルトラマンの原型なのです。私も最近知りました。当時、ウルトラマンを製作していた円谷プロ、企画文芸部の責任者で沖縄出身の金城哲夫氏が脚本を担当し,この種がデザインのヒントになったとのこと。知ってました?・・・私がこの話を聞いたときは、いたく感動しました。
 いざ種を拾ってみると、なるほどウルトラマン。かなりウルトラマン。4つほど種を拾って持ち帰り,ただいま乾燥中。1つは着色の上、ウルトラマン化しても面白いかもしれませんね。

2004-10-30

■no.4 Workshop

■no.4 Workshop 『事例に学ぼう』

様子

 那覇市の団地事例を見学。1つは今春竣工の繁多川市営住宅。もう1つは10年程前にコンペによって計画された安謝団地。
 繁多川高層住宅では、外構工事がまだ終わってないことや2棟しかないこともあって、住宅内部の見学が中心。一般的な室計画であまり参考になる素材ではなかったが、大まかな部屋の大きさや配置を見学し、良好な採光・通風を生かしたい、部屋の大きさは良いなどの意見が寄せられた。
 安謝団地では、シルバーハウジングを分散配置することで、近隣住戸による生活支援を行いやすくするべきという、地域介護として前向きな意見もあった。
 しかしながら両団地ともに石嶺団地の規模や敷地条件とは違いすぎ、どれくらい参考になったか疑問を感じる。

2004-10-24

名嘉睦稔の世界観。

パンフレットとサイン。 鬼の弁当箱。
ヤワタ畑の歌。 深遠響空。

 沖縄、浦添市美術館にて開催されていた「名嘉睦稔の世界展」、最終日に出向いてみみたら、当人のサイン会もやっていたので,サインもGET。気に入った作品とともに掲載。
 この名嘉睦稔という人、沖縄県出身+在住の木版画家。芸術的+大衆的という意味で、こと沖縄を表現することにかけて右に出る人はいないと思う。表現されている風景+情景+色彩+素材・・そして動きまで沖縄らしいという言葉に違和感を感じさせない。理屈ではありません、感覚的に好きな画です。
 この人の画、沖縄にいるといろんな場所で目にします。切手や絵はがき、ポスターの背景など。とても身近な存在。そのためか,美術館には親子連れからお年寄りまで,大盛況。ワイワイと楽しい雰囲気の中、気に入った画を眺めるというのもまた沖縄的で素敵だな、とふと思いました。

 アツイ男、名嘉睦稔。握手は目を見て『ムギュ!』

2004-10-22

■no.3 Workshop

■no.3 Workshop 『建替えプランを考えよう1ー土地利用1』

 最初に、これまでの意見のまとめを資料として提出し、県内+県外の団地事例を簡単に紹介する。その後、グループごとに、KJ法による団地イメージに関する意見の抽出をした上で、現況模型と住棟ブロック模型、白図、マジックなどを利用しながらゾーニングを行い、案を作成するというもの。
 事前にグループリーダーへの進行や手法に関する細かいブリーフィングが行われなかったため、不手際が生じ、住民も戸惑いを隠せないようだった。また、私のグループの他、いくつかが参加者不足で合併され、いろいろなことを考えさせられるワークショップとなってしまった。
 主な内容↓↓↓


◎課題や魅力、提案

 団地外周に散歩道を設置する
      +団地の中心に大きな広場をつくる+せせらぎ
 住棟形態をコ字型にし、住民が顔を合わせやすいようにする
 高層化することで緑地を確保する
      +民活用地で団地が分割されないようにする。

2004-10-21

ダヴィンチ・コード




 本屋に行けば大抵置いてある話題の本~ダ・ヴィンチ・コード~、読んでみました。イエスやキリスト教に関する多量の資料をもとに、客観性を持たせた自論を併せたミステリーモノといったところです。
 私、クリスチャンではありません。イエスとキリストの違いも良く分かりません。そのため、イエスやキリスト教の背景について解らないところがあったものの、本の中に見られるウンチクは嫌味なところを感じさせず、物語の中で絶妙な味わいを醸し出しています。京極夏彦の京極堂シリーズに見られる、物語と一体となった妖怪などのウンチクを感じさせます。終わり方に単調なところを感じさせつつも、含みを残した言葉たちは奇妙な余韻を与えてくれます。一読の価値はあるでしょう。
 或る人の持つ感覚は、或る人の存在と同義である或る人のもつ背景にも支えられている。クリスチャンの方々はどのようにこの物語を受け止めるのだろうか?・・ちょっとクリスチャンの方々が羨ましくも思いますね。

 ちなみに、イエス=ナザレのイエス=名前、キリスト=救世主なのだそう。

2004-10-15

沖縄を観光。

似、蒼の洞窟。 国頭村の宿。
部屋の中1 部屋の中2


 沖縄、恩納村にて、名古屋より訪れた先輩夫婦+その友達2人と一緒に,シュノーケリングを行いました。初めてのウェットスーツ+フィンを装着,真栄田岬にある洞窟に入り込み、上左の写真をゲット。洞窟入口+上部から差し込む光によって暗がりの洞窟内は照らされ,浮かび上がる海の蒼は初めての色に思われる。なんとも神秘的な体験でした。
 その後、友達2人とは別れ,北上。先輩によってもたらされた情報による国頭村の~民宿・海山木~へ。こんなところに宿があったのかと驚きつつも晩飯時に到着。典型的かつ情熱的な沖縄オッチャンの経営するその宿は、囲炉裏を囲んだ食堂と南国的な部屋で、沖縄を楽しめる場所。名古屋の先輩夫婦+京都からの一行+北海道からの家族と一緒に語り,喰らい、飲みました。私は久々の運動とアルコールに酔って先に床に入ったのだが、有志一行は星をながめつつ、夜中まで楽しんだ模様。
 この2日間,生活の場=沖縄本島を、観光気分で楽しみました。

2004-10-09

■no.1 Meeting

■no.1 Meeting 『首里・龍潭通りの景観とまちづくり』

様子

 主な目的はNPOすまいとまちづくり研究会の認知。内容はゆたかはじめ氏の講演と地域住民や通り沿いにある芸大の教授を交えたパネルディスカッション。ゆたかはじめ氏は、歩いて楽しいまちづくりを進めるために、龍潭通りの歩行者専用道路化と路面電車の有効性について論じた。また、パネルディスカッションでは、現在ある景観形成基準と人が歩けるまちづくりついて議論が交わされた。
 出席者は60名弱。予想以上の盛況かと思いきや,道路整備や建替えに関する行政の説明会と勘違いした人もいたとのこと。
 NPOすまいとまちづくり研究会がどのようなことを考え,どのように進んで行くかといったことは公に語られることなく閉幕。少し焦点がぼやけてしまった感じも指摘された。


◎主な内容

  歩行者道路、路面電車、景観形成基準の課題,通りの活性化など

2004-10-08

龍潭通りのまちづくり~コンセプト~


Concept!!

 龍潭通りの道路整備が始まり沿線建物の建替えが始まったが、景観形成基準だけでは良好なまちなみができるとは思えないという危機感、そして、モノレール首里駅から首里城までの歩行者の増加、まちづくりに対する地域の意識向上、に対して何ができるかを考えるために始められた。
 その中で、地域住民が気軽に参加できるように、沖縄県建築士会首里支部がNPO団体を立上げ、定期的な公開勉強会を開始し参加者を集めている。まだ、どのような可能性があるかは未知数であるが、継続的な活動の展開によって、何かが変わることを期待する。



Process!!

 地域の課題や参加者の興味を惹く内容を検討するため、テーマを持たせた公演やフィールドワークやワークショップによる公開勉強会を開催。その上で、テーマを絞り込み、地域と一緒に提案などを行う。



 ■主な参加者
  周辺自治会を中心とした周辺住民、興味を持った沖縄県民
  沖縄県建築士会首里支部、NPO住まいとまちづくり研究会
  沖縄ポリテクカレッジなどの学生、那覇市役所の担当職員

2004-10-07

■no.2 Workshop

■no.2 Workshop 『団地の特徴を確認しよう』

様子

 現在の団地にある魅力や課題を整理しようというもの。前回と似た内容+KJ法のため、重複した意見が多くあったが、ある程度は新しい意見をえることができた。
 参加人数が半数程度しかなく、その理由は、地域団体+組織の役職の人が多いため、日頃から忙しいということ。ワークショップを行う上で、主催者側が魅力ある運営を行わなければならないということを痛感した。
 主な内容↓↓↓

◎課題や魅力、提案
 住戸内の計画に関する課題
    (広さ、間取、採光、設備、バリアフリー)
 2世帯や3世帯でも住まえる計画の必要性+既存樹木の保護
 雨水+地下水(あれば)の利用
     +死角をつくらない配置や意匠計画

2004-10-01

中日リーグ優勝!!

リーグ優勝ダー!

 中日リーグ優勝です。素晴らしいですね。感無量です。
 私、熱狂的な中日ファンではありません。なぜ中日ファンかといえば愛知に生まれた宿命。ほぼすり込み。5年前のリーグ優勝は、愛知にて友人数名と焼き鳥屋で試合観戦→祝賀会。知らないおっさんと肩を組み喜んだものです。今年は沖縄。一人寂しく喜びをかみしめながら飲酒。野球中継もなし。プロ野球ニュース、胴上げされる落合監督を見て感激しました。地元にスポーツチームがあることの喜びもかみしめました。
 さて、次は日本一が待っているのです。楽しみ。