桜と衣装。
花見にせっかく行くのだから桜を意識した衣装を、
と身にまとって出掛けたのだけれど、桜の魅力には完敗。
と、小さなこだわりを発揮したりもした、花見だった訳。
都市と身体と建築を基幹に、諸相に翻弄されながら、未来の自分に向けて、支離滅裂なるまま日記。
桜の季節。沖縄の桜は今が満開。
梅に近い濃いピンク色の花が、あちらこちらで、お目見え。
ちなみに、「琉球寒緋桜」ってのが桜の樹種。
なので昨日は、本部町・名護市でお祭り気分。
本部町・八重岳で昼の桜と団子、ビールと、なぜかトムヤムクンを満喫。
名護市では、夜の桜と、ビールと、たこ焼きと、お好み焼きと、
なぜか、ラム肉の串焼きを満喫。
夜の提灯も格別。
今日はそんなお祭り気分をおすそ分け。
頭の整理のために。
私とモノやヒトの間には距離がある。私にとってその距離は奥行であり、他者から見た私の奥行きは幅となる。垂直面(高さなど)でも同じことが言える。こうした全ては等価であり、それらを元に空間内の位置づけを行う。
遠くにいる人はとても小さな、近くにいる人は大きな像として網膜上に現れる。しかし、私は、そうした小さな、大きな人の像を、まさにその人の大きさとして知覚するわけではない。知人であってもなくても、距離に関わらず、ある程度の大きさや身長を知覚する。
遠くにいる人はその像がはっきりしなくなる。キメは粗くなる。近くにいる人はその像がはっきりし、きめが細かくなる。まなざす私にとって手がかりや正確さに差異が現れる。奥行の知覚を通して、私はその人まで遠さを、近さを知る。世界を了解する。
奥行きの知覚は空間性を前提とする。空間内で幅や高さと行った奥行きを知覚する私にとって、世界、空間は既に構成されたものである。既にある世界は客観的な世界、私によって了解された世界は主観的な世界。客観的世界を背景に持つことで、私と他者の知覚は共有される。
より少ない手がかり、より粗いキメは不確かさを意味する。奥行きを知覚する。知覚させる。より広い空間と感じる。空間はより広がりを感じさせる。
・・・なんかまとまりに欠ける。。。再考だな。
最近に、立ち寄った沖縄そば屋。
その名は「首里 ほりかわ」。
とても分かり難い所にある割には盛況。
どうも、手打ちそば麺らしい。
プリプリ、ツルツルとした歯ごたえとあっさりした汁が、
なかなかどうして、上等である。
最近食べた沖縄そばの中ではピカ一。私の舌にはピッタリの味わい。
お近くに御寄りの際は足を運んでみてはイカガ?
ちなみに、首里のすーじぐぁーをも楽しめるあたりがまたオツ。
すーじぐぁー調査2。
2006年1月8日に行ったすーじぐぁー調査の続きで、今回は第2回目。
1回目に参加者で抽出したキーワードを元に、担当区域を4つ程に分割した上で、区域内の全街路を調査し、該当するキーワードや幅員などをプロットしながら、すーじぐぁーを抽出することを目的とする。
ある程度の調査指標を限定し、客観性を持たせたことで、調査自体はスムーズに終了。しかしながら、車輛の通行が不可能で、完全な歩行空間としての路地は、すーじぐぁー原風景として選別することは可能だったが、現実的な(一方通行程度の車輛が通行可能な)3m程度の幅員では、すーじぐぁーとしての可否を選択するには、まだ定義やキーワードなどが不足していることを再確認することになった。
今回の調査は、シンポジウムでの講演内容のバックグラウンドを作成することが大きな目標なので、原風景としてのすーじぐぁーを抽出するに留めることで議論が収斂。原風景としてのすーじぐぁーを解釈することでの、現代社会に適合し、景観要素として沖縄・首里らしさにつながるまちづくりへの提案は、シンポジウム後の活動につなげることが検討されそう。
シンポジウムが行われる2月までの時間も限定されることから、今後は、以前行った住民ワークショップによる住民意見を反映した路地計画を基本に、今回の調査資料を併せた講演内容のあらすじを作成した上で、資料づくりや調査などのまとめ作業が行われる予感。
つづくか!?^^
冬の夜に浮かび上がる『幸』の文字。
もちろん京都の大文字焼きではなくて、名護市「銭ヶ森」の斜面。
約50m×50m、約120個の電球による電飾。
なぜこの時期に光文字かというと、
テーマも作業も、成人を迎える名護市立東江中学校の卒業生によるから。
今年のテーマは、「今生きていることの幸せ」。
と、ニュースで熱く語る、この新成人達をみて、
きっと幸せになれるさ、と年寄りじみた感想。
リーゼントもバッチリ。
沖縄でキジムナーと言えば、
ガジュマルに住んでいるという妖精。
そのガジュマルに小さな家。
だから、キジムナーのお家なのだ。
実際は、この小さな家で子供や大人が、
キジムナーと会うために夜を明かしたり、
遊んだりするものなのだそう。
ちなみに、“家小”と書いて、
“やんぐぁ~”やら“や~ぐわぁ~”
と表現したりするらしい。
本日、散歩に行った海洋博記念公園内で発見。
2006年2月17日に、沖縄県建築士会主催「スージグァーのあるまちづくり」(仮称)というシンポジウムが開催予定。で首里が中心的な題材。
この講演者のバックグラウンド資料を作成するために、現在の首里に関するField Workを実施。目的は、首里城下町がどのような街並で、すーじぐぁーとはどのようなものを指すのかを考えること。調査対象は首里城周辺で、参加者は沖縄県建築士会首里支部会員+琉球大学生の7名。
そもそも、すーじぐぁーは、漢字で書くと“筋小”の沖縄方言読み。写真にあるような、細い路地をさし、こうした生活感や歴史性のある道を活かしたまちづくりが出来ないものかということ。
ちなみに、今回のField Workでは、すーじぐぁーを単に、生活空間としての小道や沖縄の原風景の小道、といった抽象的な表現に留めず、構成要素を積極的に評価、抽出するというもの。
2名1組で3時間程、おもむろに歩き回り、すーじぐぁーを写真に納め、その写真を見ながら皆で議論。結果、すーじぐぁー、それも、“首里の”すーじぐぁーとしてのいくつかのキーワードを設定することに成功。
簡単にキーワードを紹介すると、車が通れない道、幅員3m以下、緑がある、歴史資産がある、奥行きを感じられる、生活感がある、などの大項目。+αで補足事項もいくつか。こうしたキーワードを元に、来週に再度、まちに繰り出し、Field Workの2回目を行う予定。
参加者の主観的な評価ではなく、客観的な評価基準を設けることで、互いが認めるすーじぐぁーの評価のされ方+仕方を分析できるようになり、ある程度の成果を得ることができたと考えられる。
つづくか!?^^
今日は休日ということもあって、夫婦仲良く散髪へ。とはいっても、別々の店へ。
成人式間近なのに大した混雑でもなく、のんびり、ゆったり散髪。
で、私の行きつけの店の兄ちゃんより、
旨くて洒落たcafeBARがあるとの情報。
その名は、「cafeBAR 誠平」。
今帰仁・北山高校前のコンビニの脇道から入り、
サトウキビ畑の中にある割りにはいい感じの店。
何がいいって、旨い料理と豊富な酒。
芋好きな私に、店長らしき兄ちゃんが勧めてくれたのが、
宮崎県産「かぼちゃ焼酎」。
間違いなくカボチャだ。かなり旨い。めちゃ旨。
料理の種類は少ないけれど、これまためちゃ旨。
とんでもない田舎にあるけど、かなり良質な店でした。
年末といえばお歳暮。
実家に送った、沖縄豚ハム。
で、そのお返しに何が欲しいと問われ、
即座に返答した私→「ゆかり送ってくれ!」
ゆかりとは何ぞや。
坂角総本舖が贈る海老煎餅。
いや旨い。海老の風味最高で、ともかく旨い。
私はこの煎餅がとても好き。いや、大好き。
愛知に住んでいた頃よりも、今のが好き。
なので、即答。
そして、元旦当日無事到着。
お礼の電話を2日にすると「もう全部食ったか?」と。
いやいや、41枚を1日で満喫できるような、
太っ腹な人間ではありません。私。
今も、ちまちまと、
そして、バリバリと噛み締めながら、
“ゆかり”ライフを満喫中。
三ヶ日といえばお節料理。
妻が年末の半日をかけて料理。
ほとんどのものを自前で料理したのだから大したもの。
おかげ様で正月気分満喫。
なのに、日中の最高気温は22℃。
正月なのにあり得ない暖かさ。
これじゃ、正月気分も台無し。
とはいっても、初詣やら、初売りやら、
TVの特番やら、酒やら。
うん、正月気分は満喫ですな。