2004-11-28

冬の与論島。

与論の海。 与論の家。
船。 旅の道連れ。


 なんだか妙に忙しかった数日からの現実逃避に鹿児島行きのフェリーに乗り込み、与論島でのんびりしてきました。上にある写真は、与論の海+家、フェリー、そしてフェリーでの道連れの鳩。
 大宰府(大和朝廷)→琉球王府→薩摩藩(江戸幕府)と為政者が変化してきたこの島。ただ、政治的に重要な島ではなかったようで、島の雰囲気は穏やかな農村+漁村、サトウキビ畑の中に家が点在、港の周りに商店が立ち並ぶといった感じ。電気や水も昭和の中頃に整備されたよう。風土的には沖縄と一緒のようなものだが、話す言葉、顔つき、名前などは違う。
 美しい海に囲まれた与論島。島内の観光地といえば古民家と焼物、染物・芭蕉布織。要するに秋に行く場所ではなかった。。。が、微妙に沖縄とも違うその雰囲気がまったりと漂っていてそれなりに楽しめた。帰りのフェリーでは与論で紛れ込んできた鳩が、餌をたかりにフラフラしていたので写真をGET。こんな風にいろんなものが島に運び込まれ、持ち出されるのだろうと痛感。あの鳩はどこに行ったのだろう・・・。

2004-11-26

■no.5 Workshop

■no.5 Workshop 『建替えプランを考えよう2ー土地利用2』

様子

 これまでの意見や前々回のゾーニングをもとに主催設計事務所にて、規模や配置を比較しやすいように作成された3案を元に、大まかな施設方針を決定することが目的。各案にたいする魅力や課題をKJ法にて抽出した後で、住棟配置と高さ・広場・駐車場と車動線・民活用地の4項目を検討する。
 残念がならまた参加者が少ない上、意見をまとめられず終了。そろそろ主催者側での方針に関する検討が必要となってきた。
 主な内容↓↓↓

◎提案
  広場を中心とした一体感の在る団地形成、
            民活用地は一括で⇔分散
  住棟は低・中・高層⇔全て高層、
        車は周回道路のみ⇔周回道路は散歩道
  商店街に隣接している敷地の一角を多目的広場
  (朝市やフリマ、ゲートボールなどのスポーツ、
               文化交流の場として活用)

2004-11-25

ハウルの動く城。

ハウルの動く城。

 ほぼ徹夜明けの翌日、早引きの上、眠い目をこすりながら「ハウルの動く城」を見てきました。原作があるようだけどもちろん読んでいません。
 始まりから既知として存在する魔法の世界にワクワクしながら、物語がスタート。ソフィーとハウルを中心としたファンタジーが織り成され、エンディング。子供から大人まで楽しめる娯楽作品といった感じで、賛否の分かれる映画と思われる。反戦の意図が盛り込まれつつも、映画を楽しむことが優先され、災害や戦争といった暗いニュースの多い世の中に明るい話題を提供しているようにも感じられる。制作時に発表されたハウル=キムタクの声にも違和感はなかった。エンドが意外にあっさりで、もう10分ほど費やしてほしかった気もするが、私自身は十分楽しんだ。
 細かい話だが、宮崎アニメの登場人物の動きは驚くほどなめらか。気持ち悪いぐらいに。その一つ一つの挙動を観察し、表現するアニメーターたちには頭が下がる。内容が充実していることを前提として、こうした作業によって映画の世界を生き生きと感じることができるからこそ、世界の宮崎アニメなのだろう。

2004-11-20

■no.5 Workshop

■no.5 Workshop ~虎瀬公園の配置を考える!!

様子
 虎瀬公園ワークショップも大詰め。これまでのワークショップの意見や提案を元に、事前に2案を作成の上、1つの案へと絞り込む作業の予定だったが、当日、住民から1つの案とイメージスケッチを手渡され、飛び入り参加を含めた3案での検討となり、嬉しい悲鳴を上げながら進行となった。
 その場でマジックなどで書きなぐりながらも、前回にまとめた虎瀬公園カラーを中心に意見をまとめ、手書きながらも皆が納得する案+虎瀬公園のキャッチコピーへと収斂。最終キーワード↓↓↓

◎虎瀬公園の新しいキャッチフレーズ
 『眺め最高!みはらしふれあい公園、虎瀬』
 ※まとめ案はワークショップのまとめにて公開します。

2004-11-03

首里文化祭’04

チョンダラー? 旗頭。

 沖縄、首里城下で毎年行われている首里文化祭で遊んできました。上写真が祭りの様子。特にこの祭りのメインイベントが,右にある旗頭。各地域に根ざした自慢の旗を掲げて,まちを練り歩く。かつての古都首里周辺で行われた綱引きなどの祭りの景気付けにはじめられたのが旗頭だとか。だから各地域、様々な形で張り合っている。
 沖縄では風土文化に密着した祭りやイベントが実に様々行われる。そこには本土のどの地域でもあまり見られない独特な要素が盛り込まれているため,どの祭りもナイチャーの私にとっては興味深い。ただ、基幹に流れるものは本土と一緒、五穀豊穣、先祖崇拝、そしてストレス発散。だから地域に愛され、多いに盛り上がる。
 ところで、この首里文化祭,ここ3年ほど毎年、建築士会首里支部も出店しているので、お手伝いも兼ねての訪問。ま、手伝うといっても今年はビール片手に、ビールとジュースを売っただけ。祭りの後は下写真の通り、飲めや歌えや。多趣味な首里支部のみんなとともに、祭りの余韻もソコノケ、盛り上がりました。
 3年前,首里当蔵町青年会にてこの旗頭を持たせてもらったが、重い。実に重い。ヨロヨロしてると青年会の人達よりブーイング。楽しい一時を思い出しました。

飲めや歌えや!
ハシャイで酔った私は早めの帰宅。いつまでやってたのやら・・