冬の与論島。
なんだか妙に忙しかった数日からの現実逃避に鹿児島行きのフェリーに乗り込み、与論島でのんびりしてきました。上にある写真は、与論の海+家、フェリー、そしてフェリーでの道連れの鳩。
大宰府(大和朝廷)→琉球王府→薩摩藩(江戸幕府)と為政者が変化してきたこの島。ただ、政治的に重要な島ではなかったようで、島の雰囲気は穏やかな農村+漁村、サトウキビ畑の中に家が点在、港の周りに商店が立ち並ぶといった感じ。電気や水も昭和の中頃に整備されたよう。風土的には沖縄と一緒のようなものだが、話す言葉、顔つき、名前などは違う。
美しい海に囲まれた与論島。島内の観光地といえば古民家と焼物、染物・芭蕉布織。要するに秋に行く場所ではなかった。。。が、微妙に沖縄とも違うその雰囲気がまったりと漂っていてそれなりに楽しめた。帰りのフェリーでは与論で紛れ込んできた鳩が、餌をたかりにフラフラしていたので写真をGET。こんな風にいろんなものが島に運び込まれ、持ち出されるのだろうと痛感。あの鳩はどこに行ったのだろう・・・。