富弘美術館
群馬県勢多郡東村
富弘美術館
ヨコミゾ マコト:設計
富弘美術館
ヨコミゾ マコト:設計
風景の中に溶け込んでしまいそうなくらい、薄く、目立たない建物。もちろん内部は撮影不可。何かと話題の建物。中から外まで建築系雑誌で撮影・紹介されているので詳細はそちらを参照してください。
愛知県から8hほどかけて到着したが、疲労を吹き飛ばすくらいにワクワクしながら入館。訪問を動機付けたのは、GA JAPAN 74 に掲載の内部空間の連続性について言及された文章。読んでない人は読んでみてください。私はこの連続性という言葉に弱い。
では、連続性ということに絞って、私の感想。
展示室は各室で多少の仕上の変更、テーマ室では全く仕上げを変更している為、仕上による連続性は必ずしも感じるわけではない。しかしながら歩いてみると次室への移動がとてもスムーズ。その要因は、円形壁面に設けられた諸室間の出入口=開口部分だけにしかない壁面のエンド、円形の重なりを利用したW-30mmと薄い開口部の見付け面、かもしれない。諸室の境界がとても薄く、円形壁面の連続性を損ない難くしているのではないだろうか。ま、開口部を通してみることのできる諸室の眺めが大きな要因の1つであることは言うまでもない。
歩きまわって、純粋に感じたのは、滑らかな空間・水のような空間。水彩画とか、水泡のような窓だからではなく、歩きまわる私が、展示空間になじむような錯覚を起こしかけたから。
星野富弘さんの美術館としてふさわしいものだな、と素直に感じましたよ。
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