沖縄県立博物館・美術館。
設計:(株)石本建築事務所・(有)二基建築設計室JV
今月にOPENしたての県立博物&美術館を早速に見学。
が、今回は資金難のため博物館部分のみ見学。
PCの皮膜に覆われた建物で、カラーコンクリートが琉球石灰岩を思わせ、地域性を演出している。皮膜を穿った孔から入り込む光は間接光に近い拡散光となっているが、展示空間に積極的に太陽光を入れる事が出来る部分は少ないようで、動線上や公共性の高い場所を中心に体感させる。内部空間はきれいに作られ、自然光も大分取り入ているのだけれども、何だか窮屈さを体感。外部にて大地に広がる量感を与えながら、内部では空へ伸びようとするも、伸びきれていないからか。
ただ、美術館部分が未見のため、次回に肯定にまわるかも。
しかしながら、展示内容にピンと来ない。
OPEN記念として、沖縄の歴史と美術を紹介。
観光客のためにと、こじんまりしない事を祈りたいところ。