2007-11-26

沖縄県立博物館・美術館。

外観

外から見る。



半外を見る。



中を見る。



沖縄県立博物館・美術館
設計:(株)石本建築事務所・(有)二基建築設計室JV


今月にOPENしたての県立博物&美術館を早速に見学。
が、今回は資金難のため博物館部分のみ見学。

PCの皮膜に覆われた建物で、カラーコンクリートが琉球石灰岩を思わせ、地域性を演出している。皮膜を穿った孔から入り込む光は間接光に近い拡散光となっているが、展示空間に積極的に太陽光を入れる事が出来る部分は少ないようで、動線上や公共性の高い場所を中心に体感させる。内部空間はきれいに作られ、自然光も大分取り入ているのだけれども、何だか窮屈さを体感。外部にて大地に広がる量感を与えながら、内部では空へ伸びようとするも、伸びきれていないからか。
ただ、美術館部分が未見のため、次回に肯定にまわるかも。

しかしながら、展示内容にピンと来ない。
OPEN記念として、沖縄の歴史と美術を紹介。
観光客のためにと、こじんまりしない事を祈りたいところ。

2 コメント:

匿名 さんのコメント...

光のグリッドがきれいですが、
窮屈感があるのは、
限定空間のなかでうるさく感じるほどの
分量なんでしょうかね。
微妙な調整の難しさですね。

沖縄の太陽光でなく、他の地域の光だったら
適当なのでしょうか。

相変わらず写真がかっこいいですね。

Smilingtomy     岡田朋也 さんのコメント...

毎度、コメ感謝です。
さてさて、光は眺めていました。
体感するのを疎かにしていましたよ。
次の機会には、視点を変えて楽しむことにします。

なお、褒められて伸びるタイプですので、
また褒めておくんなマシ^^